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メタボリック症候群の診断

・メディカルライフ教育出版2007年4月号より

過剰な内臓脂肪が引き起こす病気

内臓脂肪が増え過ぎると、どのような悪影響が生じるのでしょうか。
まず、脂肪細胞から分泌される物質によって、高脂血症、高血圧、高血糖などが
引き起こされます。

するとそれらが要因となって、次に動脈硬化が起こります。動脈硬化とは、
血管が硬く、ぼろぼろになった状態です。血管が狭くなって血行が悪くなったり、
ときには血栓が出来て血管を塞いでしまうこともあります。

そして、このような血管の障害が脳で起こると脳血管障害(脳卒中)に、
心臓で起こると心筋梗塞となってしまうのです。脳血管障害と心筋梗塞は
死に至る可能性も高い危険な病気で、日本人の死因の2位と3位を占めています。

メタボリックシンドロームの人は、健康な人に比べこのような病気を引き起こす
可能性がとても高いといえます。ですから、早急に生活習慣を改善し、これらの
病気を防ぐ必要があるのです。メタボリック症候群の診断基準は、図の通りです。

北野クリニック(内科)
北野英基

メタボリック症候群―肥満―内臓脂肪

・メディカルライフ教育出版2007年4月号より

内臓脂肪

なぜ、脂肪がそれほど問題になるのでしょうか。それは、過剰な脂肪が体内の
代謝機能を乱し、動脈硬化や重大な疾患を引き起こすためです。

身体がエネルギーを消費することを、代謝といいます。脂肪細胞には、この代謝を
調節するという大切な役割があります。脂肪細胞は、代謝に関係する物質を何種類も
分泌しています(図)。

なかでもアディポネクチンという物質は、血糖をコントロールしたり血圧を下げたり
といった働きがあり、動脈硬化を防いでいます。
一方、血糖値を上げるTNF-αや、血圧を上げるアンジオテンシノーゲンという、困った
物質もあります。健康な状態では、これらの物質がバランスよく分泌されますが、
内臓脂肪が過剰になると、よい働きをするアディポネクチンが減る一方で、
動脈硬化を進行させるTNF-αなどの物質が増えてしまうのです。

北野クリニック(内科)
北野英基

糖尿病の食餌療法

・メディカルライフ教育出版2006年8月号より

糖尿病の食餌療法

糖尿病患者さんの食事は、次の3つの点に気をつけることが大切です。
①食事は自分の適正なエネルギー量の範囲内で
※患者さんによって、一日に必要なエネルギー量は違いますので、
 医師に決めてもらいましょう。

②食事はバランスよく摂ろう
※どんな栄養素もバランスよく摂れるよう、いろいろな種類の食品を献立に
 とりいれましょう。

③3食のエネルギー量は均等になるようにする
※朝食も、昼食も、夕食も同じようなエネルギー量になるよう献立をたてましょう。
また、食事は、規則正しく、いつも同じ時問に食べるようにしましょう。

実践にあたっては医師や管理栄養士の指導を受けながら、食品交換表について
学び、それに基づいた献立をたてるようにします。

北野クリニック(内科)
北野英基

メタボリックシンドロームの診断基準

・メディカルライフ教育出版2006年4月号より

1.おへその高さでの腹囲(おなかの周り)
男性:85cm以上
女性:90cm以上

2.脂質
中性脂肪  150gm/dl以上
または
HDLコレステロール 40mg/dl未満

3.空腹時血糖
110mg/dl以上

4.血圧
収縮時血圧: 130mmHg以上
または
拡張期血圧:  85mmHg以上

1+2・3・4のうち2つ以上当てはまる人をメタボリックシンドロームという。

北野クリニック(内科)
北野英基

メタボリックシンドローム

・メディカルライフ教育出版2006年4月号より

内臓脂肪型肥満である人のうち、高脂血症、高血糖、高血圧のいずれか二つを
持っている人は、メタボリックシンドロームと診断される。

北野クリニック(内科)
北野英基

高脂血症の人は不飽和脂肪酸を

・メディカルライフ教育出版2005年7月号より

植物性の油や、背の青い魚に含まれる不飽和脂肪酸は血液中の脂質を
減らすことが知られています。
反対に、肉の脂に含まれる飽和脂肪酸は血液中の脂質を増やします。

北野クリニック(内科)
北野英基

肥満の原因その1.大食い

・メディカルライフ教育出版2005年5月号より

・過食
・食事の量が多い
・間食の習慣化
・ストレス発散食い

北野クリニック(内科)
北野英基

肥満の原因その2.摂食パターン異常

・メディカルライフ教育出版2005年5月号より

摂食パターンの異常

1.夕食の量が極端に多い
2.朝食を食べない
3.夜食を食べる

北野クリニック(内科)
北野英基

肥満の原因

・メディカルライフ教育出版2005年5月号より

肥満には原発性肥満と二次性肥満の二つのタイプがあり
そのうちの95%は原発性肥満です。

原発性肥満には表のように5つの原因があります。
1.過食
2.摂食パターンの異常
3.遺伝
4.運動不足
5.熱生産機能の異常

北野クリニック(内科)
北野英基

解消のための肥満分析学

・メディカルライフ教育出版2005年4月号より

肥満とは体脂肪が過剰に増えた状態をいう。

人間の歴史のほとんどは飢餓の状態。
少しのエネルギーでも無駄にしないで体内に蓄えるのが人間。
現代の飽食の時代になっても人間の身体は飢餓時代と同じに働く。
飢餓を生き抜く仕組みが体脂肪を増やし肥満となる。

北野クリニック(内科)
北野英基

ドロドロ血液度

・メディカルライフ教育出版2004年9月号より

ドロドロ血液とは、血液中に脂肪分(コレステロール、中性脂肪)が増えすぎて、
高脂血症となった状態です。

ドロドロ血液度をセルフチェックしてみましょう。次のうち0から2個は正常です。
3個~6個は食生活の見直しを、7個~9個は食生活と生活習慣をしっかり
改善しましょう。

1.食事の量が多いと思う。
2.人より早く食べ終わる。
3.朝食は摂らないが夜食は食べる。
4.動物性脂肪(肉類)が大好きだ。
5.野菜はあまり食べない。
6.外食が多い。
7.大酒家である。
8.あまり運動はしない。
9.歩くのが遅いと思う。

北野クリニック(内科)
北野英基

痛風(日常生活での注意)

・メディカルライフ教育出版2004年7月号より

痛風発作予防のための日常生活での注意

1.アルコールは控えめに
2.水分を多く取ろう。(2Lが目安です。)
3.軽い運動を継続しましょう。
4.肥満に気をつけましょう。
5.プリン体摂取はひかえめに。
6.ストレスを溜めないように。

北野クリニック(内科)
北野英基

痛風発作発症のメカニズム

・メディカルライフ教育出版2004年7月号より

突然襲う激痛で発症する痛風発作。
これは長年続いた、高尿酸血症の結果関節に溜まった尿酸塩が
先の尖った結晶をつくり、それが関節内で暴れて発作を起こすと
考えられています。詳しくは挿絵を参照にしてください。

北野クリニック(内科)
北野英基

高脂血症の予防

・メディカルライフ教育出版2004年4月号より

高脂血症の予防は「飲まず、すわず、食わず、いつもニコニコ、良く歩く」の実行です。
酒を飲まず、タバコをすわず、たくさん食わず、いつもニコニコと精神状態を安定させ、
よく運動してくださいということです。
リンゴを一日二個食べると中性脂肪が下がってくるという記事が以前の毎日新聞に
出ていました。実行してみてください。

北野クリニック(内科)
北野英基

高脂血症

・メディカルライフ教育出版2004年3月号より

血液の中の脂肪の量が多すぎる状態のことです。脂肪そのものは
私達の身体にとって必要なものですが、多すぎるということが問題になります。
脂肪にはコレステロールと中性脂肪の二種類があります。
コレステロールは細胞の膜をつくりますし、中性脂肪は貯蔵用のエネルギーとして、
エネルギー不足のときに利用されます。両方とも必要なものですが、とり過ぎ、
食べすぎは問題です。

北野クリニック(内科)
北野英基

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