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・メディカルライフ教育出版2007年7月号より
2007~2010年にかけて、第一次ベビーブームに生まれた、いわゆる「団塊の世代」が定年退職を迎えます。
定年といっても、まだまだ60歳。隠居なんてとんでもない!第二の人生を調歌しようではありませんか。
はつらつとして、充実した毎目を送る方法を、一緒に考えてみませんか? 何をするにも、あなたの活動を支えるのは
あなたの身体です。第二の人生を歩みだす前に、身体の総点検をしましょう。
今まで忙しく自分の健康を顧みる暇がなかった・・・。そんな人こそ、時間のできた今、一度病院で、
次のような身体のチェックを行うことをおすすめします。
今まで会社などで年1~2回の健康診断を受けてきた人は、引き続き、病医院で健康診断を受けることをおすすめします。
また、これまで病気知らずだったという人は、信頼できるかかりつけ医探しから始めましょう。
何かあったときに、すぐに受診できるよう、自宅からなるべく近いところがよいでしょう。
まずはそこで健康診断を受け、今後はかかりつけ医として利用してみては。
自分の身体のことを把握しているかかりつけ医がいると身体に不調を感じたときなど安心して相談することができます。
・がん検診
長年飲酒習慣がある、喫煙習慣がある、胃に不快感がある、などという人は、健康診断と共に、気になる部位の
がん検診を受けておくとよいでしょう。
「がん」は、自覚症状がでたときには、すでに進行しているものも少なくありません。
何か見つかったらと思うと尻込みしそうになりますが、早期であれば、治癒率も高く、また、治療を行なう上での
身体の負担、費用面の負担も少なくて済むのです。気がかりな部位は、この機会に是非チェックしておきましょう。
長年患っている病気がある人は定年を迎えると、今までの生活とはまた違った生活を送ることになります。
一度、かかりつけ医を受診し、今後の生活での留意点などを確認するとよいでしょう。
「一病息災」という言葉もあるように、持病があると、自分の身体をいたわり、長生きできるもの。
身体に無理をかけないよう心がけながら、充実した毎日を送ることは可能なのです。
さあ、健康チェックは済みましたか?その際、「少し血圧が高いようですね」、「体重の増加に注意しましょう」などの
注意があった人は、これから、健康管理にも気を配るようにしましょう。
北野クリニック(内科)
北野英基
・メディカルライフ教育出版2006年9月号より 準備しておきたい防災用具 ①食料 ②水 ③ラジオ、懐中電灯 ④衣服 ⑤雑貨類 ⑥医薬品、衛生用品 ⑦その他 写真など 勤務先に用意したい防災用品 外出時に用意したい防災用品 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2006年7月号より 海外旅行のための必要な予防接種 妻「感染症の心配は?」 夫「大丈夫だよ。ホテルに泊まるんだから、そんな心配しなくても…」 いえいえ、油断は禁物です。観光地のホテルに泊まっていても、食べ物を媒介とする 感染症にかかることが少なくありません。また、地域によってはマラリアやデング熱 などの感染症が流行していることがあります。 厚生労働省検疫所や外務省が発信している情報を、ホームページなどで確認し、 現地の感染症事情をチェックしてください。 また、現地の医療事情、緊急連絡先などを知っておくと安心です。 まずは、予防接種です。海外へ渡航する際、滞在する期問や地域によっては、 予防接種が必要になります。 厚生労働省検疫所や各地の検疫所(表参照)に確認し、予防接種を受けてください。 また、予防接種を受けられる医療機関もあります。 ・厚生労働省検疫所ホームページ 「海外渡航者のための感染症情報」 (http://www.forth.go.jp/) ・外務省ホームページ内 「在外公館医務官情報・世界の医療事情」 (http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/) 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2006年6月号より 性格的要因と環境変化のストレスが絡み合いうつ病を発症する ■性格的要因 ■環境変化 |
・メディカルライフ教育出版2005年7月号より ●当てはまる項目をチェックして下さい。 1.バランスのよい食事が摂れていない 2.外食や加工食品の利用が多い 3.食材の「新鮮さ」や「旬」はあまり気にしない 4.愛煙家だ 5.お酒が大好き 6.ストレスが多い 7.日光には殆ど当たらない生活をしている 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2005年5月号より 大量に出血したときは、 まずは慌てず ・周囲の安全を確保 ・意識、脈、呼吸の確認 ・出血がひどい場合は止血 直接圧迫止血法:患部を清潔な布で覆い、ビニール手袋等をして 出血部を直接押さえて圧迫する10から15分間ぐらい押さえ、途中で 傷口を見たりしない。圧迫しながら出来るだけ早く病院へ連れて行ってください。 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2005年5月号より 腹腔内にある胃の一部が横隔膜の食道裂孔を抜け出て胸腔へ入り込む病気です。 原因:横隔膜の緩み、腹腔の圧上昇、加齢、脊柱の湾曲、肥満、妊娠、便秘。 症状:多くは無症状だが、逆流性食道炎を併発しやすい。 検査:診断には食道透視。 治療:胃が元に戻らない時は手術。 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2005年5月号より 1.急性食道炎 ・魚の骨など異物の摂取 ・服用した薬の食道での停滞 ・放射線照射療法 ・アルカリ性や酸性薬剤の誤嚥 2.慢性食道炎 ・過度の飲酒 ・過度の喫煙 ・食道疾患による食べ物の停滞 3.共通 ・過度に熱いもの ・過度に冷たいもの ・消化液の逆流 ・かびやウイルスの感染 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2005年1月号より 笑いの効能 1.ナチュラルキラー細胞の増加などによる免疫力上昇 2.脳内モルヒネなどによる痛みの緩和 3.リウマチや糖尿病などの症状緩和 4.自律神経のバランスを整える 5.アルファー波が脳より放出されリラックス 6.複式呼吸による体調改善 などなど 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2004年10月号より 40歳代の後半から50歳代頃、女性は閉経を迎え、ホルモンバランスが変化して 心身にさまざまな変調が現れやすくなります。更年期は、思春期と並んで 身体に大きな変化が起こる時期です。これからの健康づくりなどを考える きっかけにしてみてはいかがでしょうか。 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2004年6月号より 甲状腺は私たちの身体の新陳代謝を促すホルモンを司る臓器です。 このホルモンは血液中のヨードが甲状腺に取り込まれることによって作られます。 このホルモンは細胞や組織の発達、成長に欠かす事が出来ない大事なものです。 甲状腺は図のように喉の下部にあります。 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2004年6月号より 甲状腺の病気は糖尿病に次いで多いホルモンの分泌に関係した病気です。 特に20歳から40歳代の女性に多くみられます。図のように機能亢進、機能低下、 良性悪性の腫瘍などがあります。機能が亢進して起こるバセドウ病、 経過とともに、下部頚部が腫れてくる橋本病などもあり、 当院では、井上先生にお願いして診て貰っています。 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2004年6月号より 1.診察 2.検査 3.診断 4.薬の処方 5.外用薬を塗る 6.定期的に通院 7.検査して菌の有無を調べる 8.しばらく薬を続けて治療完了 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2004年6月号より ()内は俗称 頭・・・頭部白癬(しらくも) 股・・・股部白癬(いんきんたむし) 顔面、四肢、胴体・・・体部白癬(たむし、ぜにたむし) 爪・・・爪白癬 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2004年3月号より 五十肩とは正式には肩関節周囲炎といい、肩がうずくように痛んだり、 腕が上がらなくなったり、手が後ろに回りにくくなる病気です。 初期の適切な処置が大切です。肩の痛みを感じたら、早期に整形外科や、 外科の専門医を受診しましょう。当院発行の「こんにちわ」2004年3月号に右のような、 家庭で出来る五十肩体操等詳しく紹介しています。 北野クリニック(内科) 北野英基 |
・メディカルライフ教育出版2003年1月号より
気温が低い場合には、血管の収縮で血流を減らし、体毛の根元にある立毛筋が毛を立たせようとします。
生え際の皮膚を引っ張り上げる(鳥肌)ことで毛穴をしめ、放熱を防いで、体温を一定に保とうとするのです。
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・あげさげの風邪
このごろ上げ下げする風邪もはやっているようです。そのほか腹痛やめまい、ふらつきも合併します。
下痢の風邪としてはロタビールスによる風邪が有名ですが、便のいろはそれほど白くならないようです。
しかし人によっては水様便までいく人もいます。
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