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ドクターアドバイスカテゴリ一覧


子供に多い皮膚の病気

・メディカルライフ教育出版2004年4月号より

子供の皮膚は敏感です。すぐに悪くなったり、良くなったりします。
日ごろから皮膚の清潔に心がけてください。発疹などがあらわれたら、
皮膚科や、小児科の専門医を受診しましょう。

北野クリニック(内科)
北野英基

子供の感染症 1

・メディカルライフ教育出版2003年2月号より

生後6ケ月から6歳までは、子供が感染症にかかりやすい、要注意の期間です。
感染症とは、ウイルスや細菌など病気を引き起こす微生物が体内に侵入して
増殖し、それらの作る毒素が身体に有害な作用を及ぼす病気のことをいいます。

私たちの身体には免疫や抵抗力という防御機構が備わっていますが、
子供はまだ免疫をほとんど持たない上、身体の抵抗力も充分でないことから、
はるかに感染症にかかりやすいのです。

母親から生まれるときに貰った免疫もその効果は6ヶ月ほどでなくなります。
だから6ヶ月から総合的な免疫力が整う6歳までは特に感染症にかかりやすく、
注意が必要な時期なのです。

北野クリニック(内科)
北野英基

子供の感染症 2.予防接種

・メディカルライフ教育出版2003年2月号より

現在、予防接種を受けるかどうかは親御さんの判断に委ねられています。
しかし、予防接種の行われている病気はいずれも、発病すると重い症状を
招くものばかりです。副反応を心配して予防接種をためらう親御さんも
少なくありませんが、迷ったときはかかりつけ医に相談し、
充分に考慮したうえで判断をくだしましょう。

北野クリニック(内科)
北野英基

子供の感染症 3.水痘

・メディカルライフ教育出版2003年2月号より

水ぼうそうは、伝染力の強いウイルス性の感染症です。発熱とともに、
全身にかゆみを伴なう赤い発疹ができ、やがて水疱を経て黒いかさぶたに変わります。
原因は水痘帯状疱疹ウイルスによる感染で、冬から春にかけて流行することが多く、
潜伏期間は2週間から3週間です。

●症状の経過
①37から38℃の発熱とともに、最初、腹部や胸に赤い虫刺されのような
 小さな発疹がでて、やがて全身に広がる
②発疹は小豆大の水庖から膿疱を経て4から5日で黒いかさぶたになる
③発疹は次々とでるためいろいろな段階の発疹が入り混じる状態となる
④発疹が全てかさぶたになって取れるまでに7日~10日を要する

●治療
抗ウイルス剤が有効で感染初期に服用すると発疹や発熱を抑え、
治療期間を短縮することができる。しかし、服用する必要のない場合も
あるため、医師の判断を仰ぐこと。その他、化膿止めの抗生物質や
かゆみ止めの内服薬・軟膏なども処方されることがある。
また、水ぼうそうのときにアスピリンを使用するとライ症候群を
引き起こすことがあるため熱があるからといって勝手に
市販の解熱剤を使用してはいけない。
必ず病医院を受診して、処方された薬を飲ませること。

北野クリニック(内科)
北野英基

子供の感染症 4.おたふくかぜ

・メディカルライフ教育出版2003年2月号より

おたふくかぜは一年中発生しますが、冬から春にかけて多発する傾向があり、
おたふくかぜは、高熱とともに、片側あるいは両側の耳下腺に腫れと痛みが生じ、
おたふくのような顔になる急性のウイルス疾患です。

原因はムンプスウイルスによる感感染です。
潜伏期間は20日前後です。

●治療・・・このウイルスに有効な治療法はなく、発熱には解熱剤、
 局所の痛みが強いときは鎮痛剤というように、対症療法になります。
 また、水ぼうそう同様、解熱剤など薬は必ず医師に処方されたものを飲ませます。

●予防接種・・・おたふくかぜは合併症がでることもあるため1歳を過ぎたら
 受けておくと安心。

●家庭での注意・・・耳下腺が腫れた後、数日後に髄膜炎や発熱、頭痛、嘔吐、
 意識障害などの合併症が起こることがある(一般には予後は良好)。
 子どもの異変を見逃さないこと。

北野クリニック(内科)
北野英基

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